いまむぅのラノベ大好き!

ラノベとは、ライトノベルの略。最近はアニメ化されるラノベも増えています。もちろんアニメ化されていないラノベでもおすすめのラノベは沢山あります。記事の中からお気に入りのラノベが見つかりますように。

聖剣学院の魔剣使い4

Ⅰ.Data

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作者:志瑞 祐

イラスト:遠坂 あさぎ

初版:2020年5月25日

ページ数:262

Ⅱ.Score

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今作は僕の期待するソフトエッチ場面が無かったので、エッチ度「2」。もともとこのシリーズはキュンキュン度とギャグ度を期待する作品ではないこともあって、それぞれ「2」。尊敬する志瑞先生の作品ではありますが、今作は次作への伏線が多く、今作だけでは先生の作品は十分に堪能できないので、少し厳しめに総合「3」をつけさせていただきました。

Ⅲ.Impression

さっき、今作はソフトエッチ場面が無かったと言いましたが、その代わりに、今作には聖剣学院の学園祭で第18小隊のメンバーがコスプレ喫茶をする場面が出てきます。今作は、何と言ってもこれがメインでしょう。巻頭イラストのページを1枚めくってみて下さい。リーセリア、咲耶、エルフィーネ、レギーナの神々しいコスプレ姿を見ることができます。このページ見ながら、どの娘が良いかオンライン飲み会で夜通し語り明かすことができてしまうことでしょう。ちなみに僕はエルフィーネ推しです。女の子は馬鹿な方が可愛いという意見もありますが、やっぱり付き合うんだったら賢い女の子じゃないとです。それに、見て下さいこの魔女のとんがり帽子のなんと可愛らしいこと。コスプレは露出が多けりゃ良いってもんじゃないんですよ。あ、でもこのコスプレ胸のあたりの露出がちょっと多め。ムフッ。

あ、すいません、話が作品の内容とは関係ない方向へ行ってしまいました。志瑞先生の作品でいつも感心するのは戦闘シーンの描写です。今作も終段の戦闘シーンの描写は素晴らしかったです。登場人物が一斉に戦うのではなく、キャラクターごとに別の場所で戦闘が繰り広げられます。それぞれ手に汗握る戦闘なのですが、今作は、一番人気のキャラクターをこんなに早く殺しちゃっていいの?とちょっとドキドキする場面もあり、作品に没入させられました。

それから、Scoreの欄では減点対象とした「次作への伏線」ですが、

①エルフィーネの姉クロヴィアの狙いとは?

②瘴気を纏う咲耶の秘密とは?

③エルフの少女アルーレは果たして敵なのか味方なのか?

など、数え上げればキリがなく、次作の発売日が待ち遠しい限りです。

Ⅳ.Appendix

そうそう、発売日と言えば、よく音楽CDにはフラゲ日っていうのがあって、僕もよくフラゲ日にフライイングゲットしたものですが、ラノベにはフラフラゲがあるみたいですね。この第4巻、発売日が5月25日だったのですが、僕が書店で見つけて、特典の付かないお店でも喜んで買ってしまったのは発売日の2日前、5月23日でした。ラノベって発売日の何日前から書店に並べられるのでしょう?これも次作の楽しみにしておこうと思います。