Ⅰ.Data
作者:常陸之介 寛浩
イラスト:茨乃
初版:2021年8月25日
ページ数:287
Ⅱ.Score
このシリーズのファンタジー度は「5」です。もう、どんどん側室が増えていっちゃうのでエッチ度「4」。でも、側室なのでキュンキュン度「3」。ストーリー、総合ともに「4」です。
ちなみに、これ前巻と同じScoreです。僕がサボってるわけではなく安定して面白いということです。
Ⅲ.Impression
Scoreは前巻と同じでも、もちろん内容は違いますよ。
ただねぇ、側室がどんどん増えていくのは前巻と同じです。
今回は、色々な側室などが増えましたよ。「など」と言ったのは、今巻では側室にもしないのにやっちゃった娘も出てきたからです。しかもアイヌ。作者先生、アイヌを差別する意図はないと宣言しておられますが、この時代、側室にするとしないとでは雲泥の差、これはあきらかに差別でしょう。ま、同じやっちゃってるという意味では平等ですな、ハハ。
あとは、外国人の側室が増えました。なんと、織田信長がハワイと同盟を結んで連れてきた娘たち、「ラララ」と「リリリ」です。ここで、作者先生に少し苦言を。「ラララ」と「リリリ」って先生、名前の付け方少しラクし過ぎではありませんか?
次巻では、「ルルル」と「レレレ」が側室になるなるものと予想がついてしまいます。もっとも、赤塚不二夫先生から苦情が来るかもしれませんが。
苦情と言えば、僕「ガングロ」あんまり好きじゃないんですよね。折角、「樺太開発」という北国の物語なわけですから、是非とも純白のお肌の女子を出演させていただきたいものです、期待してます。
さて、前巻では作者先生の豊富な知識の中から「天守閣」の種類について勉強させていただきました。
今巻では、「温泉」の種類について学ばせていただきました。先生のご説明によると、鳴子温泉は、「硫黄泉」「芒硝泉」「石膏泉」「重曹泉」「食塩泉」「酸性泉」「含鉄泉」「二酸化炭素泉」「単純温泉」の性質があるのだとか。
へぇ、色々な種類があるものだと思って、日本温泉協会さんのHPを見てみると、温泉には10の種類があるのだそうです。「単純温泉」「塩化物泉」「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「二酸化炭素泉」「含鉄泉」「酸性泉」「含よう素泉」「硫黄泉」「放射能泉」だそうです。
温泉の分類にも色々な分類方法があるようですね。